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貧血
貧血の原因はいくつかありますが、鉄の不足によって起こる「鉄欠乏性貧血」が一般的です。血液が薄くなり、血液中のヘモグロビンが減少した状態のことをいいます。その結果、めまいや立ちくらみなどの症状があらわれます。赤血球に含まれるヘモグロビンは、酸素を運搬する役割を持っており、ヘモグロビンが減少することで、体中の細胞に酸素が行き渡らなくなります。細胞が酸欠状態になると、呼吸の量や回数が増え、動機や息切れがします。また顔色が悪くなったり、疲れやすくなったりします。
鉄欠乏性貧血の改善には、鉄の補給が第一です。鉄はヘモグロビンの構成成分で、貧血対策として鉄を補給するというのは定番となっています。鉄を摂取することで一時的に症状が改善されますが、摂取を止めるとまた貧血の症状があらわれます。鉄は体内に貯蔵鉄があり、鉄欠乏性貧血の場合その貯蔵鉄を充分に補給するまで、継続して摂取することが必要になります。しかし、大量に摂りすぎると過剰症になるので注意が必要です。また、緑茶やコーヒー、紅茶には鉄の吸収を妨げるタンニンという成分がふくまれているので、食事中や食後は控えるのがおすすめです。
貧血の解消には鉄以外の成分も必要です。まず、血液の材料であるタンパク質の摂取も大切です。タンパク質が不足すると、造血作用が低下します。また、ビタミンB群である葉酸と、ビタミンB12は赤血球をつくる働きを持っているため、欠かすことはできません。葉酸は補酵素として細胞の生成を促します。ビタミンB12は葉酸とともに赤血球を生成します。