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黒酢
黒酢とは南九州の鹿児島県で作られていた壺酢のことをいいます。屋外に壺を置き、そこで酢を発酵させる伝統的な製造方法です。黒酢は米酢の一種で、玄米をおもな原料としています。黒い色がつく理由は製造工程にあり、1年以上の歳月をかけて熟成、発酵することで黒くなります。また香醋は中国の黒酢ともいわれ、山西省がおもな産地です。豊かな香りがすることから香醋とよばれます。
通常のお酢と黒酢の違いは、アミノ酸の含有量の多さになります。アミノ酸には「必須アミノ酸」とよばれる、体内では合成できない、重要なアミノ酸があります。必須アミノ酸は9種類あり、どれかひとつでも欠けるとその機能が低下してしまうため、すべてをバランスよく摂取することが必要になります。黒酢には必須アミノ酸がすべて含まれ、それ以外のアミノ酸も豊富に含んでいます。ほかにも、クエン酸やミネラル、ビタミン類を含みます。
黒酢は血液をサラサラに保つ効果があります。その結果、高血圧や動脈硬化、糖尿病といった生活習慣病を予防します。また通常のお酢には抗酸化作用があるといわれ、黒酢は他のお酢よりもその作用が強いといわれます。そのためアンチエイジング効果があります。そして、クエン酸を含むことから、乳酸を分解し、疲労を回復する作用があります。またクエン酸は脂肪燃焼を助け、運動することでダイエットの効果もあります。
黒酢は酸味が強いため、飲みにくいという人は蜂蜜などの甘みを加えると飲みやすくなります。また輪切りにしたバナナを黒酢に漬け込んで作るバナナ酢もおすすめです。